日本共産党福島県ボランティア情報

日本共産党が福島県内で行っているボランティア活動のお知らせや募集などを紹介していきます。

青年たちのべ25人が小高区でボランティア活動をしました。

6月30日~7月1日、福島県内の青年たちで結成された、原発問題を考え行動するサークル『ふくしまSMILeプロジェクト』が、日本共産党南相馬ボランティアセンターの協力で、南相馬市小高区へボランティア活動を行いました。

1日目は、小高区内にある津波の被害をうけた葬儀場で、施設内にある椅子やテーブル、などの片づけをしました。

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電気は通っていないため施設内は所々暗いところもあり、去年の3.11から1年以上もそのままにされていた泥は、ぼこぼこに固まっていて歩きにくく、作業も注意が必要でした。

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1日がかりで約400脚の椅子、机約20脚(台?)などを運び出しました。泥だしに取り掛かるにはまだ散らばった木材や、ビン類、飾り、その他もろもろを取り除く必要があります。

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2日目午前中の作業場所は、南相馬市議の渡部寛一さんの自宅のみそ工場でした。

作業場内の片づけをする組と、使えなくなった大豆やお米を運び出す組に分かれ行動しました。

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この工場は津波の被害は受けていませんが、原発事故以降1年以上立ち入りができなかったため、使われていません。かつては農業やみそ造り体験に多くの方が訪れてたり、小学校の給食にも使われていました。

原発事故は生活の隅々まで入り込み、途方もない被害を生むということを再認識しました。

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午後からは、昨日も訪れた葬儀場で、木片やガレキ、飾りなどを施設の外に運び出しました。2日間の行動でようやく泥だしに取り掛かれる1歩手前まで来ました。