日本共産党福島県ボランティア情報

日本共産党が福島県内で行っているボランティア活動のお知らせや募集などを紹介していきます。

とめよう再稼働・福島切り捨て―意見広告にいっそうの賛同を


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とめよう再稼働・福島切り捨て

意見広告にいっそうの賛同を

(しんぶん「赤旗」日曜版2月5日付5面より)

 「とめよう!原発再稼働 かえよう!福島切り捨て政治」を掲げ、国と東京電力に対し、福島第1原発事故の加害者として、責任を果たすよう求める100万人署名と新聞への意見広告運動が行われています。なかでも意見広告は11日に予定されています。運動を進めているのは、「ふくしま復興共同センター」と「原発をなくす全国連絡会」の2団体です。

11日に4紙掲載へ
国と東電追求する100万人署名成功へ
 「とめよう!原発再稼働 かえよう!福島切り捨て政治」をスローガンにおこなわれる意見広告は、11日付の朝日新聞福島民報福島民友東京新聞に掲載することが計画されています。2団体は、「私たちの思いを意見広告で表明しましょう」と積極的な協力を呼びかけています。

 100万人署名は、衆参両議長に提出する請願署名です。次の3点を求めています。

 ▷福島第2原発廃炉とすること。また全国すべての原発の再稼働はおこなわず、廃炉とし、再生可能エネルギーに転換すること

 ▷政府の全責任で、汚染水対策など福島第1原発の事故収束・廃炉作業を行うこと

 ▷政府と東京電力は、避難者の実情に応じた住まいの確保、生業(なりわい)の再建、徹底した除染と完全賠償、県民の健康管理への責任を果たすこと

 ◆意見広告への賛同などのお問い合わせは、「原発をなくす全国連絡会」へ

☎03(5842)6451
 原発をなくす全国連絡会の木下興さん(全日本民医連事務局次長)の話―原発被害者の賠償打ち切りと強制帰還を押し付ける福島切り捨て政治は、原発推進を一体で押し進められています。意見広告運動を成功させ、署名を積み上げましょう。『原発ゼロの未来へ福島とともに 3・4全国集会』を成功させ、原発推進政治を転換させましょう。意見広告への賛同は11日以降も受付けます。

↓↓意見広告賛同用紙 クリック↓↓
【意見広告】とめよう!原発再稼働 かえよう!福島切り捨て政治 

↓↓100万人署名用紙 クリック↓↓
とめよう!原発再稼動 かえよう!福島切り捨て政治 国と東京電力が責任を果たすことを求める請願署名

 

廃炉費の国民転嫁問う

国連絡会が連続学習会

(しんぶん「赤旗」日曜版2月5日付5面より)

 全労連や全日本民医連などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は3日夜、原発問題の連続学習会を東京都内で開きました。今回で12回目です。立命館大学の大島堅一教授が、「賠償・廃炉費用の負担を国民に転嫁しようとする政府の動きをどう見るか」をテーマに講演しました。

 経済産業省は昨年、東京電力福島第1原発事故の賠償や除染、廃炉などの費用について、国の支援を拡大するとともに、消費者の電気料金や原発を持ったことのない「新電力」にも負担を求める方針を打ち出しました。

 大島氏はこの方針について、2011年6月に閣議決定した、東電救済策を軸にしていると指摘。「電力自由化が進むと、これまでの大手電力会社の独占ができなくなる。そのなかで、どのように事故費用を捻出するかという考え方で登場した」と語ります。

 「この提案が導入されれば、原子力発電固有のコストを国民に転嫁する前提になる」と指摘。そもそも原発事故費用推計の根拠があいまいであり、情報公開と国会、国民のチェックが働くようにする必要があるとのべ、「まずは原子力発電を推進し、事故を発生させた誤りを認め、原子力発電廃止を決定すべきです」と語りました。

 

東電福島第1原発 この1週間

(しんぶん「赤旗」日曜版2月5日付14面より)

 ■1月30日
 
2号機の原子炉格納容器の直下をカメラで初めて撮影。2月にも予定するロボット投入のための事前調査2回目。黒い堆積(たいせき)物が確認されました。東電によると堆積物は、事故で圧力容器底部から溶け落ちた核燃料(デブリ)の可能性があるとして、分析を進めています。

■同日
 1~4号機の建屋周辺の井戸などからくみ上げた汚染地下水を処理して海に放出する「サブドレン計画」の強化対策の一つとして、護岸の井戸からくみ上げた地下水の前処理装置の運用を開始。護岸からくみ上げる地下水は、塩分や全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)の濃度が高いため、一部は浄化処理できず建屋に移送しています。

■2月1日
 2号機の圧力容器の外側にある温度計1台を「故障」と判断したと、東電が発表。圧力容器の温度計約40台のうち故障は23台に。

■2日
 1月に2号機の格納容器内をカメラで撮影した場所の放射線量が、推定で最大毎時約530シーベルト(53万㍉シーベルト)に上ると明らかにしました。圧力容器の周囲の壁から2.3メートルの場所。線量は、撮影した映像のノイズから推定したもので、プラス・マイナス30%程度誤差があると説明。圧力容器直下では、同約20シーベルト(2万㍉シーベルト)、格納容器の入り口付近で同約30シーベルト(3万㍉シーベルト)でした。(当初、同約50シーベルトと発表し3日に訂正)。

■同日
 圧力容器の直下で30日に撮影した映像が鮮明に見えるよう処理した映像を東電が公開。2月に投入するロボットが走行する足場が、1㍍四方の範囲で落下しかかっている箇所が明らかになりました。上方の画像から、制御棒を動かす装置がほぼ原形をとどめていることがわかります。

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(写真=東電が画像をつなぎ合わせて提供)

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