日本共産党福島県ボランティア情報

日本共産党が福島県内で行っているボランティア活動のお知らせや募集などを紹介していきます。

原発なくす信念の年 / 福島第2原発廃炉を要請

(しんぶん「赤旗」1月7日付15面より)

原発なくす信念の年

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(写真)「原発再稼働反対、廃炉に」と抗議する人たち=6日、首相官邸

反原連が首相官邸前行動

 首都圏反原発連合(反原連)は6日、今年最初となる首相官邸前抗議を行いました。今回で228回です。参加者はドラムのリズムにあわせ、ペンライトを揺らしながら、「再稼働反対」「原発いらない」とコール。「すべての原発をゼロに」などと書かれたプラカードを手にもち、「今年こそ原発をなくす年にしたい」と語りました。

 「原発をなくしてほしいと、私たちが言い続けることが大事」と話す女性(80)は、神奈川県秦野市から参加しました。月に1回ほど参加し、地域でも行動しているといいます。「今年も、自分ができることを粘り強くやりたい」

 東京都豊島区の女性(76)は「一人ひとりが自分の問題として政治に参加する人が増えたと感じています」と話します。福島の原発事故から行動するようになりました。「必ず原発をなくします。信念の年です」

 日本共産党の吉良よし子参院議員がスピーチしました。原発再稼働を推進する安倍政権に抗議し、「この行動が実際に政治を動かしています。原発をなくす日まで、ご一緒に声を上げ続けましょう」と呼びかけました。

 この日は800人(主催者発表)が参加しました。

 

福島第2原発廃炉を要請

内堀知事、改めて東電社長に

 東京電力ホールディングスの数土文夫会長と広瀬直己社長は6日、福島県庁を訪れ、内堀雅雄知事と会談しました。内堀知事は福島第2原発の全基廃炉を改めて要請。これに対し、広瀬社長は「県民の声を受け止め、しっかり検討して判断する」と述べるにとどめ、明確な返答を避けました。
 会談で内堀知事は「福島県民の強い思いは、県内原発の全基廃炉だ」と強調。福島県議会は昨年12月に、福島第2原発の全基廃炉を求める意見書を全会一致で採択し、国会や政府に提出しています。
 また広瀬社長は、使用済み核燃料の冷却停止などのトラブルが相次いだこを謝罪しました。