福島第2は廃炉にせよ
党県議団が東電に要請
(しんぶん「赤旗」12月7日付4面より)
11月22日の震度5弱の地震で東京電力福島第2原発3号機の使用済み核燃料プールの冷却が1時間半停止したのに続いて、5日には福島第1原発3号機の原子炉で溶けた核燃料デブリ冷却のための注水が約1時間停止した問題などで、日本共産党福島県議団は6日、東電に緊急の申し入れを行いました。
党県議団は、対応した東電の福島復興本社復興推進室の佐藤英俊副室長に、▽トラブルへの対応と情報開示のあり方の抜本的改善をはかる▽ただちに福島第2原発の廃炉を決定する―の2点を申し入れました。
東電が11月22日に冷却停止を関係自治体に知らせたのは55分後。5日は注水停止からしばらく事態を把握できず、自治体などに通報が必要な重大事態だと判断したのは約30分後でした。