日本共産党福島県ボランティア情報

日本共産党が福島県内で行っているボランティア活動のお知らせや募集などを紹介していきます。

【参院復興特】岩渕友議員(共産)、増子輝彦議員(民進・野党統一)

  11月18日に開かれた参議院東日本大震災復興特別委員会で、日本共産党の岩渕 友議員、野党統一候補として当選した民進党増子輝彦議員が質問に立ちました。
※両議員の質問の動画をご覧いただけます。

(しんぶん「赤旗」11月20日付2面より)

避難支援の継続を

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参院特 岩渕氏〝住宅提供は命綱〟

 日本共産党の岩渕友議員は18日の参院東日本大震災復興特別委員会で、東京電力福島原発事故による避難指示区域外の避難者に対する住宅の無償提供を2017年3月末で打ち切る問題を取り上げ、被災者の「最後の命綱」である無償提供の継続を求めました。

 岩渕氏の質問に内閣府の緒方俊則官房審議官は、打ち切り対象者は県外避難者で1万6千人以上(10月1日現在)という数字を初めて明らかにしました。

 岩渕氏は、支援打ち切り後の17年4月以降の住宅が決まっているのは県内避難世帯の約5割、県外避難世帯では2割にも満たず(福島県調査)、事故後の収入減・生活費増で被災者は苦しんでいると指摘。「子どもの健康が心配」など避難を継続せざるをえない状況であり、住宅の無償提供があってこそ生活が成り立っているとして継続を求めました。

 今村雅弘興大臣は「福島県が決めること」と無責任な態度に終始しました。

 岩渕氏は、避難にかかる費用は国が負担をしており、福島県まかせではなく国が責任を持つべきだと強調。費用を加害者である東京電力に求めてきたかとただすと、緒方氏は「今後、求償する予定」と答弁。岩渕氏は「求償もせずに無償提供を打ち切るなどとんでもない」とのべ、打ち切り撤回を求めました。

岩渕 友議員の質問動画→参議院インターネット審議中継

 

福島第2の廃炉迫る
参院特で増子氏(野党統一)

 参院選で野党統一候補として当選した増子輝彦議員(民進)は18日の東日本大震災復興特別委員会で、東京電力福島原発事故の避難指示区域の避難解除問題を取り上げ、福島第2原発廃炉にするよう迫りました。

 増子氏は、避難指示解除後も住民の帰還が進んでいないと指摘。「人間回復、生業(なりわい)回復、環境回復がなされなければいけない。常磐自動車道の開通とか、除染がある程度進んだということだけではだめだ。何よりも原発事故を収束させなければいけない」と強調しました。

 増子氏は「福島第2原発廃炉は(福島)県民すべての願いだ」と強調。東京電力山口博副社長が「総合的に判断したい」と答えたのに対して、増子氏は「(判断の)時期はとっくに過ぎている」と批判し、速やかな廃炉決定を求めました。

増子輝彦議員の質問動画→参議院インターネット審議中継