日本共産党福島県ボランティア情報

日本共産党が福島県内で行っているボランティア活動のお知らせや募集などを紹介していきます。

11/25『冬乗り切り策至急に!』

福島・浪江町民の仮設住宅で議会報告会
しんぶん赤旗11月27日付け17面より)

Dsc_8530  東京電力福島原発事故により福島県浪江町の住民が避難している福島市の応急仮設住宅で25日、日本共産党の議会報告会が開かれました。
 宮本しづえ県議が、原発事故と復旧・復興にかかわる問題を中心に県政報告しました。国が原発に固執していることが、除染や賠償、県民の健康など切実な願い、復興に大きな障害となっていると指摘。「総選挙で、『即時原発ゼロ』を主張する日本共産党が伸びてこそ、展望が開けます」と力説しました。

 馬場績浪江町議は9月議会で、放射線量基準での区域再編は安全と賠償格差で問題があると指摘したことや、除染目標は年間1㍉シーベルト以下、ホットスポットも含め詳細な調査を国に求めるべきだと町に要請したことを報告。復興計画に関しては土壌、水質の詳細検査の必要性、町民が再出発できる財物賠償などを強調しました。

 参加者からは「(応急仮設住宅は)住まいとしてあまりに貧弱だ。どうやって冬を乗り切っていくか、その対策を至急お願いしたい」「水道や電気代に助成がほしい」など切実な要求が出されました。
 「なぜこんな目にあわなければならないのかと考えると、悔しくて悔しくて本当に刑事告訴したいくらいだ」と語気を強める女性もいました。

(県:のぐち)