日本共産党福島県ボランティア情報

日本共産党が福島県内で行っているボランティア活動のお知らせや募集などを紹介していきます。

愛媛、高知、四国ブロック、浪江町仮設住宅へ

6月12日(火)6月13日(水)の二日間、愛媛県高知県、四国ブロックの方たち12名が、飯坂町平野にある北幹線第1仮設住宅浪江町)の住人へ支援活動を行いました。

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支援物資として持ってきた、お米、にら、ピーマン、しし唐、トマト、キャベツ、甘夏を配りながら、仮設住宅約180戸を回り、およそ80人の住人と対話しました。

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「いいんですか、こんなにもらって!」次々と寄せられる感謝の声に、参加者側も「お米や野菜がこんなに喜ばれると思わなかった。」と新鮮な驚きを持って対応していました。

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対話の中では「町や国には早く方策を決めてほしい。次の生活の見通しをつけられるようにしてほしい。」という声が多く聞かれました。「帰れないならきっぱりと言って、早く復興住宅を作ってほしい。」「帰れるなら帰りたいが子供はもう帰りたくないと言っている。」浪江町の示す「復興ビジョン」の中にもある、「どこに住んだとしても~多様な選択肢を保障する」ということの実行が望まれています。

また、賠償問題が進まないことも次の生活へ向かえない足かせになっています。「家が残っている人は補償されるが、津波ですべて流された人は天災だからという理由で補償を受けられない。一番大変なのに…」「東電の賠償相談は最近は電話対応ばかり、待たせておいて電話の向こうで弁護士と対応について相談しているようだった。1対1ではどうにもならない。」というお話を聞きました。

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2日目の正午、一通りを回り終えてから集会所をお借りしてお昼休憩に使わせてもらい、感想交流をしました。

「普通のボランティアのことは報道されるが、要求や不安を聞きとり行政に解決策を示していく、こういった運動の大切さがクローズアップされていない。」「自分たちが突破口になり、≪変えられるんだ≫という展望を見せていきたい。」「全国的には原発事故も支援も薄れていっているが、だからこそ自分たちは続けていかないといけない、と思った。もう来なくていいよと言われるまで。」と日本共産党だからこそできる被災者支援について、活発な交流をしました。

帰り際、自治会役員の方から「帰ってから皆さんに今回の経験を報告してください。」と暖かく見送っていただきました。

愛知、高知、四国ブロックの皆さんは今日14日は南相馬の視察を行っています。福島での行動お疲れ様でした。道中お気をつけて[E:happy01]