日本共産党福島県ボランティア情報

日本共産党が福島県内で行っているボランティア活動のお知らせや募集などを紹介していきます。

いわき市にある大熊町、富岡町の仮設住宅で要望聞き取りボランティア活動

 

 17・18日、日本共産党いわき双葉地区委員会が呼びかけた震災ボランティア活動が取り組まれ、泉地域にある大熊町と富岡町の仮設住宅を訪問しました。

 渡辺町にある大熊町仮設住宅は、石田洋一大熊町議をはじめ7人が、 泉町玉露の富岡町の仮設住宅には5人が参加しました。

  袋詰めの3キロのコメを被災者に配りながら、要望を聞きました。「街灯がほしい」「雨除けの玄関のひさしをもう少し長くしてほしい」「風呂の追い焚きがほしい」などの住環境の要望、サテライト校の集約でいわき明星大学に通学することになった高校生の通学バスなどの要望が出されました。「孤独死するということがわかるような気がする」と心のケアの必要性を訴える方もいました。

  大熊町で養鶏場を経営していた方からは、「原発事故からの避難で飼っていた12万羽の鶏を死なせてしまった」というつらい経験、「飼育していた牛を見放すことができず、原発の水素爆発後も2週間町にとどまっていた」という富岡町の方もいました。 

 大熊町の方は、石田町議が発行している議会報告「町の話」を楽しみにしていることも話されました。富岡町では「マスメディアでは(いろいろな情報が)わからない」ということで赤旗日曜版を購読する方もいました。